電源ユニット
電源ユニットとは・・・
電源ユニットは家庭用の電源からパソコンが正常に動作するように交流電圧をトランスを用いて電圧を下げて交流から直流に変換してしているパーツです。人の体で言えば「消化器官」にあたります。
電源ユニットの選び方
ＣＰＵやグラフィックボードやハードディスクの種類と数から必要な電源容量を見積もりましょう。[http://support.asus.com.tw/PowerSupplyCalculator/PSCalculator.aspx?SLanguage=ja-jp]
必要となるコネクタの種類・本数と必要電源容量から電源ユニットを選びましょう。また、可能な限り高品質である80 PLUS認定電源ユニットを選択しましょう。
| 80PLUS | 115V 非冗長 | 230V 冗長 | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 電源負荷率 | 10% | 20% | 50% | 100% | 10% | 20% | 50% | 100% |
| 80 PLUS スタンダード | － | 80% | 80% | 80% | － | － | － | － |
| 80 PLUS ブロンズ | － | 82% | 80% | 80% | － | 81% | 85% | 81% |
| 80 PLUS シルバー | － | 83% | 80% | 80% | － | 85% | 89% | 85% |
| 80 PLUS ゴールド | － | 87% | 80% | 80% | － | 88% | 92% | 88% |
| 80 PLUS プラチナ | － | 90% | 80% | 80% | － | 90% | 94% | 91% |
| 80 PLUS チタン | － | － | － | － | 90% | 94% | 96% | 91% |
電源ユニット用語集
コネクタ
- 24pin/20pin マザーボード用メインコネクタ・・・24pinと20pinのものがあり、これまでは20pinのものがメインでしたが近年マザーボード消費電力が大きくなっているということで24pinのものが主流になっています。
- 4pin/8pin 12V補助電源コネクタ・・・マザーボードに接続する12Vの補助電源コネクタです。
- 6pin PCI-Express補助電源コネクタ・・・消費電力が大きいハイエンドなビデオカードに接続する電源コネクタ。
- 4pin ドライブ用コネクタ・・・マザーボードに接続する12Vの補助電源コネクタ。
- Serial ATAドライブ用コネクタ・・・SATA接続のハードディスクやＳＳＤ、光学ドライブに接続する電源コネクタ。
その他
- 80 PLUS・・・変換効率が80％以上を常に維持し続けられる電源ユニット。
- 定格出力・・・電源ユニットが常時引き出せる電圧。
- ピーク出力・・・電源ユニットが引き出せる最大限の電圧。
- プラグインケーブル・・・必要なケーブルだけを選択して搭載可能なタイプ。
- 105℃コンデンサー・・・電源回路に採用される大容量で安価なアルミ電解コンデンサーは熱に弱いので、周辺温度が50℃の場合85℃規格品は3年、105℃規格品は12年が寿命です。さらに電源温度が10℃上がると寿命が半分になりと言われています。105℃規格コンデンサーを非採用の電源ユニットは３年も持たないかもしれません。