CPU

CPUとは・・・

CPUとは中央処理装置(Central Processing Unit)の事で様々な数値計算や情報処理、機器制御などを行うコンピュータにおける中心的な電子回路です。人の体で言えば「脳(大脳)」にあたります。

パソコンの基本性能は60%CPUの性能で決まります。よくパソコンの性能を上げるにはメモリを多く積めばいいという人がいますがCPUの性能が低ければ効果は薄いでしょう。

CPUの選び方

使用用途に合わせてCPUを決める。

用途最低推奨快適
メール・ネットCeleron~Core i3~Core i3~
OfficeCeleron~Core i3~Core i5~
動画視聴Celeron~Core i3~Core i5~
テレビ視聴・録画Core i3~Core i3~Core i5~
画像編集Core i3~Core i5~Core i7~
動画編集Core i3~Core i5~Core i7~
3DゲームCore i3~Core i5~Core i7~

オーバークロック

オーバークロックとは、デジタル回路を定格を上回るクロック周波数で動作させ定格以上の性能を引き出す方法。

FSBや倍率を変更によって定格以上でCPUを動作させます。倍率は変更できないマザーボード(BIOS)が多いのでFSBを上げる方法が主流。定格とは違う速度で動作させることはCPUマザーボードにも負担がかかり機器の破損等のリスクがあります。実行する場合は自己責任で行ってください。

CPU用語集

  • ソケット形状・・・CPUを取り付ける台の形状。搭載できるマザーボードの種類が決まります。
  • クロック周波数・・・CPU が1秒間に何回命令を実行できるかの回数。1Ghzなら1秒間に10億回の命令を実行でき、クロック周波数が大きいほど高速に処理が行われます。
  • コア数・・・CPUのメイン回路の個数。一昔前、シングルコアCPUが主流でしたが、クロック周波数を上げることにより性能を向上させてきたCPUは高消費電力と廃熱処理の問題があり「4.0GHz」以上のCPUを製造することがむずかしいとされました。この問題を解消するために、1つのCPU内に複数のコアを入れたマルチコアCPUを採用することによりCPUの性能を向上することが可能となりました。特にマルチコアCPUは3Dゲームや動画エンコード、音楽・動画再生の際にその能力が発揮されます。また、ゲームをしながら音楽を再生したり、メールやWeb閲覧、文書作成を行うなど複数のアプリケーションや多数のスレッドが実行される環境にもマルチコアCPUの利点を生かすことができます。
  • キャッシュメモリ・・・CPUが直接、CPU内でデータを記憶することの出来る高速小容量メモリ。一般に言われるメモリ(メインメモリ)とは異なります。
  • システムバス・・・CPUとマザーボードに搭載されているチップ間の転送速度。
  • TDP・・・CPUのクーラーに必要な排熱能力。
  • ハイパースレッディング・・・Intel社が開発したCPUの高速化技術。プロセッサ内のレジスタやパイプライン回路の空き時間を有効利用して、1つのプロセッサをあたかも複数のプロセッサであるかのように見せかける技術です。

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